アプリケーションを見渡してみる

Google App Engineのこと

Google App Engineをさわっています。小さいアプリケーションを作りながら機能を確認しているのですが、実に多くの機能が用意されています。Google App Engineで使われているサーバーはスピードがあまり早くありませんが、それをカバーする機能も用意されています。それを活用していくことはGoogle App Engineへのベンダロックインを意味します。回避するために中間レイヤーを作ることもできますが、それをするとGoogle App Engineを使う意味がなくなってしまいます。
その代わり、サーバーとクライアントの間を疎結合にします。その方法は次の節で説明します。

アウトライン

クライアントとのデータのやり取りですが、JSON-RPCを採用します。ベンダロックインへの対抗策です。非常に極端な意見ですが、サーバーとクライアント間のインターフェイスだけでも残っていれば、実装は何とでもなります。実装はWebサービスを利用者に伝える最後の大切な部分ですが、Webサービスの基本的な部分がしっかりしていなければ元も子もありません。

アプリケーションの性格上の読み込みが主で、書き込みは非常に少なくなると思われます。更に、書き込みにはTask Queueを利用してレスポンス向上を図ろうと考えています。書き込みが少ないということは、情報はあまり変化しないということなので、読み込みの際にはキャッシュを有効に活用したいと思います。Google App EngineにはMemcacheが用意されているので、うまく使おうと思います。

まだ仕様面でいくつかの問題を抱えていますが、その時が来たら考えることにします。当面はサーバーとクライアントのやり取り部分を作っていきます。


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