Luaを始めます

SquirrelとLua

先週「Squirrelに挑戦します」の記事を書きました。舌の根も乾かぬうちにLuaにお引っ越しします。その理由はといいますと、Squirrelを勉強しているうちに、ファイルのインポートの機能がないことに気がついたからです。そもそも、なぜスクリプト言語を学ぼうかと思ったというと、ゲームやアプリケーションのロジックを共通化するためでした。1つのファイルにすべての機能を集約してしまえばできないことはありませんが、1ファイル1クラスのようなファイルとアプリケーションの構造が合っている方が好みなのです。
というわけで、Luaのインストールにお付き合いください。対象の環境はMacOS Xです。その他の環境の方はごめんなさい。

Install Lua

さて、Luaのインストールです。Luaのサイトにもあるように、ソースファイルをダウンロードしてきて、手元でビルドするのが良さそうです。バージョンは記事作成時のものなので、適宜に読み替えをお願いします。(curlを使わなくても、ブラウザなどを使ってダウンロードしても構いません)
curl -R -O http://www.lua.org/ftp/lua-5.2.3.tar.gz
tar zxf lua-5.2.3.tar.gz
cd lua-5.2.3
make macosx test
上記でコンパイルが確認できたらインストールしましょう。
make macosx install
バージョンも確認してみましょう。
lua -v
インストールが終わったらダウンロードしたファイルや展開&コンパイルしたファイル群は削除して構いません。ですが、Makefileにはアンインストールの機能が含まれていますので、将来的にアンインストールする可能性がある場合は適当な場所にとっておきましょう。
which lua
をしてインストールされている場所を確認してみましょう。私の環境では/usr/local/bin/luaでした。

with SublimeText

Install Package

先日の記事でもお話したように、私はSublimeTextを利用しています。Luaに関するパッケージを探してみると、Lua Devというパッケージを見つけました。これを使わせていただきます。

Add Build System

こちらも簡単に実行できるようにBuild Systemに追加していきます。メニューから「Tools」「Build System」「New Build System…」を選択して、次のコードを貼り付け、Lua.sublime-buildの名前で保存します。pathの部分は先程のwhichコマンドで表示されたものを参考に書き換えます。
{
  "cmd": ["lua","$file"],  
  "file_regex": "(.*\\.lua?)\\s\\(([0-9]+)\\,([0-9]+)\\)\\:\\s(...*?)$",  
  "selector": "source.lua",  
  "osx": {  
      "path": "/usr/local/bin:/opt/local/bin"  
  }
}
これで ⌘ + BでLuaを実行することができるようになりました。

コメント

このブログの人気の投稿

【KotlinとJava】分解宣言

wxPythonでのモーダルダイアログ作成