Mavenを知ることで広がるJavaの世界

Java初心者のために書きます

この記事はこれからJavaを始めようという初心者や、ライブラリにを上手に使いたいという人たちのために書きます。もっと効率のいい開発手法がないかと模索している人にもお役に立てるかもしれません。

Mavenを使うことによって生ずる利点

Mavenは非常に多くの機能を持っているため、ひとことでこういうことをしてくれるソフトウェアです。というのが難しいです。まずは、主要なものを以下に挙げてみます。
  • プロジェクトに必要なライブラリ(jar)をそろえてくれる
  • プロジェクトのコンパイル
  • プロジェクトのテスト
  • プロジェクトのパッケージング
これらをながめると、Mavenというのはプロジェクトの面倒を見てくれるソフトウェアということが言えそうです。この中でも「プロジェクトに必要なライブラリ(jar)をそろえてくれる」はとても便利な機能です。
ソースコードやライブラリをひとまとめにしたものをプロジェクトと呼びますが、ソースファイルの配置場所や利用しているライブラリのバージョンなどは開発する人によって異なります。これに対してMavenは一定のルールを作ることで「環境をそろえる」という利点をもたらしてくれました。Javaは多人数で開発することが多いと思うのですが、そういう時こそMavenの登場といえるでしょう。

やさしいMavenのはじめかた

Mavenはコマンドラインのソフトウェアですが、Eclipeseなどのプラグインを利用することで、コマンドを意識することなく利用することができます。Eclipseのプラグインをそろえるのは骨が折れるので、ここはSpring社がリリースしているSpring Tool Suite(STS)というEclipseベースのIDEを利用したいと思います。STSはSpringのサイトにて配布されています。

コメント

このブログの人気の投稿

【KotlinとJava】分解宣言

wxPythonでのモーダルダイアログ作成