SublimeTextのSFTPパッケージを利用する

SublimeTextとssh

サーバーのファイルをSublimeTextを使って編集したいと思いませんか?
この記事はそのような思いをかなえてくれる「Sublime SFTP」パッケージの利用ガイドです。

インストールと設定

パッケージのインストール

パッケージインストーラーより、SFTPをインストールします。このパッケージは有償ですが無償で試用できるようです。気に入ったら購入しましょう!

設定ファイルの編集

設定ファイルの追加

SublimeTextにフォルダを読み込みましょう。SideBarにフォルダが追加されたでしょうか?SideBarのフォルダを右クリックすると、メニューにSFTP/FTPが追加されているのがわかります。メニューをたどって、Map to Remote…を選択します。

プロジェクトフォルダのメニュー


するとsftp-config.jsonファイルが追加されます。このファイルを編集します。
{
    // The tab key will cycle through the settings when first created
    // Visit http://wbond.net/sublime_packages/sftp/settings for help

    // sftp, ftp or ftps
    "type": "sftp",

    "save_before_upload": true,
    "upload_on_save": false,
    "sync_down_on_open": false,
    "sync_skip_deletes": false,
    "sync_same_age": true,
    "confirm_downloads": false,
    "confirm_sync": true,
    "confirm_overwrite_newer": false,

    "host": "example.com",
    "user": "username",
    //"password": "password",
    //"port": "22",

    "remote_path": "/example/path/",
    "ignore_regexes": [
        "\\.sublime-(project|workspace)", "sftp-config(-alt\\d?)?\\.json",
        "sftp-settings\\.json", "/venv/", "\\.svn/", "\\.hg/", "\\.git/",
        "\\.bzr", "_darcs", "CVS", "\\.DS_Store", "Thumbs\\.db", "desktop\\.ini"
    ],
    //"file_permissions": "664",
    //"dir_permissions": "775",

    //"extra_list_connections": 0,

    "connect_timeout": 30,
    //"keepalive": 120,
    //"ftp_passive_mode": true,
    //"ftp_obey_passive_host": false,
    //"ssh_key_file": "~/.ssh/id_rsa",
    //"sftp_flags": ["-F", "/path/to/ssh_config"],

    //"preserve_modification_times": false,
    //"remote_time_offset_in_hours": 0,
    //"remote_encoding": "utf-8",
    //"remote_locale": "C",
    //"allow_config_upload": false,
}

基本の設定

まずは接続に関する設定を見ていきましょう。
まずはホスト名とユーザー名を入力します。私の使っているホストはパスワードでの接続が行えない代わりに、公開鍵認証を採用しています。パスワードの設定は行わずに鍵の場所の指定を行いました。ポートもsshのデフォルトである22番から10022番に変更しました。
項目 設定例 説明
host example.com ホスト名
user username sshで接続するユーザー名
port 10022 sshのポート番号
ssh_key_file ~/.ssh/id_rsa ssh接続のための鍵の場所
remote_path /home/username/project01/ ホスト側のPath
ポイントはremote_pathです。ここにはホスト側のディレクトリを絶対Pathで指定します。はじめと終わりに/をつけるのを忘れずにしてください。
#### その他の設定 その他にもいろいろな設定があるようです。かいつまんでみていきましょう。 項目|説明 -|- host|ホスト名 -->

記事の紹介

秘密鍵、公開鍵、sshについていくつか記事を書いています。興味があれば、そちらもご覧ください。

コメント

このブログの人気の投稿

【KotlinとJava】分解宣言

wxPythonでのモーダルダイアログ作成

【Delphi Sample】並列プログラミング1