【KotlinとJava】複数個のコマンドライン引数

03 複数個のコマンドライン引数

KotlinとJava

次はfor文だ。これも直感的にわかるだろう。argsの数ぶん繰り返し処理を行う。argsに入っているものが増えても減っても問題なく動作する。args[0]のように、配列に序数を使ってアクセスしないので、入っているもの以上に誤ってアクセスしなくて済む。

Reading many names from the command line.kt

fun main(args: Array<String>) {
    for (name in args)
        println("Hello, $name!")
}

リンク

ここでもString Templateが利用されている。以前のサンプルでは${args[0]}と記述していた。ここでは{}で囲まずに$nameと記述している。この違いは、変数をそのまま表示するか、もしくは式1の結果を表示するかのようだ。args[0]は配列にアクセスする式なのだ。ちなみに、${args[0]}$args[0]として実行すると、argsのアドレスが表示される。

Javaで記述

public class Exp03 {  
    public static void main(String[] args) {  
        for (String name : args) {  
            System.out.println(String.format("Hello, %s!", name));  
        }  
    }  
}

  1. 式ということは${name + (5+3)}という記述ができるということだ。 ↩︎

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